こんにちは。最近の災害の多さに蓄電池の必要性を感じているBLFです。
ブログにお越しいただき誠にありがとうございます。
住友林業と家づくりをしている現役の施主です。突然ですが注文住宅での家づくりで一番重要なことってなんだと思いますか?
私たちが打ち合わせなどを行なってみて情報をしっかり調べることだと感じました。
そんな思いから家づくりをしてみてナマで感じて得られた
- ハウスメーカーでわかりにくいなと思う情報
- 注文住宅を建てる上で役立つ情報
をハウスメーカーの営業さんとは違い、実際にハウスメーカーで住宅を建築中の施主側からまとめていきます。
ぜひご覧いただき、しっかりと情報を得て準備を行いましょう!!
流れを知っておくと事前の準備ができます。
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最近注文住宅を建てる上で導入する人もある蓄電池というものがあります。
一般的に大手ハウスメーカーなどで導入できるのはパナソニック製だったりするのですが、やや容量が少なかったりその割に高かったりするため、太陽光、エネファームに比べて人気がないです。
そんな容量が少ない、その割に高い!という欠点を解決する商品があります。
それがアメリカの電気自動車で有名なテスラ製の蓄電池です。
この蓄電池は13.5kWhの大容量でありながら、あまり普通の蓄電池と値段が変わらず、さらにスタイリッシュという優れものです。
今回は私たちも将来的な導入を検討しているテスラ製の蓄電池について深掘りしてみようと思います。
蓄電池ってエネファームや太陽光ほどの存在感がないからあまりよくわからないな〜
という方にもわかりやすく解説していきます。
蓄電池とは
まず家庭用の蓄電池とは、簡単にいうと家につける電気を貯めておける電池です。
そのため太陽光で発電した電気を貯めておいたり、夜間に電池を貯めて、日中に使用したりすることができます。
蓄電池の使用用途は
- 夜間の安い電気を夜間の間に貯めておき、日中に使うことで電気代を節約する
- 災害時の停電中に電気を使用する
です。特に災害用と考えて導入する人が多いのではないでしょうか。ではそのほかに蓄電池はどんなメリットがあるのでしょうか。
蓄電池のメリット
そんな蓄電池のメリットとしては
- 夜間の安い電気を貯めておくことで電気代を安くすることができる
- 太陽光やエネファームで発電した電気を貯めておける
- 災害時に電気を使うことができる
です。蓄電池は電池を貯めておくことができるため、夜間の安いときに電気を充電して高い日中にその電気を貯めておくことで安く電気を使うことができます。
また、太陽光やエネファームという年中発電してくれるものが発電したものをためておくこともできます。
ただ、上記2つの経済的な効果は限定的で、10年間などしっかり使用したとしても、導入にかかった費用より削減効果が高いということは現在の電気代ではありません(ただ、昨今電気代が高くなってきているので今後はあるかも??)
計算上は利益は今のところ太陽光と違って出ません。
そのため、導入する多くの人は経済的な理由より、災害時の備えとして蓄電池を導入されると思います。蓄電池は日頃から電気を貯めておくことで災害時に停電したとしても電池内の電気分は使うことができます。
ただ、これにも制限があります。
蓄電池のデメリット
蓄電池のデメリットとしては
- 経済的に導入費を回収できない
- 寿命がある(10年ほど)
- 容量が少ない
です。上でも紹介したように蓄電池を導入したことにより10年間などで導入費をペイすることはできません。また蓄電池は電池であるが故に、携帯電話のバッテリーのように充電、放出を繰り返すと電池が消耗して充電効率が悪くなってしまいます。
また、災害時に使えるといってもどんどん使えるわけではなく容量があります。また、その容量も5kwhとかであり、その場合は携帯を充電したり、冷蔵庫を使えるようにしたり、くらいしかできず、蓄電池があれば災害時もいつもと同じように生活できる!というわけではありません。
その点費用ほどのメリットがないと感じられないとされるところです。
蓄電池は災害時用なのに、容量が小さいと災害時にもうまく使えないね。
そんな蓄電池の容量を解決する方法がこのテスラの蓄電池です。
テスラの蓄電池とは
国産の蓄電池は大手のパナソニックなどが発売しているもので相場的には蓄電池の容量は5.6kWhで100万円〜と高額です。。ちなみに5.6kWhとは
といった感じで冷蔵庫と照明をつけて、炊飯器と電気ケトル位は使えます。ただ、エアコンを使うには11.2kwh仕様でなければいけませんが、これは蓄電池2台の仕様で、メーカー小売価格も300万台と高額です。
せっかく災害時用の蓄電池なのに、5.6kwhでは真夏でもエアコンもつけられないのか…
と災害時にこの蓄電池だけで備えるのは少し不十分な気がします。
そこで選択肢に入ってくるのがテスラの蓄電池です。
テスラとは?
テスラとはアメリカの電気自動車会社で時価総額一兆円に近い巨大な会社です。
最近株価で日本が誇るトヨタを超えたことでも有名です。
すごい成長率です。。
また、テスラの大きな特徴は電気自動車が有名ですが、実は再生可能エネルギーの会社です。なので蓄電池もテスラ製が世界では広く普及しています。
テスラの蓄電池、パワーウォール2の値段は?
そんなテスラの蓄電池はパワーウォール2は13.5kWhで本体価格は100万円以下(本体価格¥825,000+サポートするハードウェア¥165,000=99万円)と価格破壊状態です。
また、設置費をこめても百数十万円と、蓄電池の中では圧倒的なコスパを誇ります。ハウスメーカーと提携している他社の見積もりをもらったこともありますが、これは安いです。
他のスペックとしても
蓄電池容量 13.5kWh
放電深度 100%
充電電効率 90%
最大出力 7kW(ピーク)/5kW(連続運転)
寸法. 1150mm×753mm×147mm
サイクル 3000回
重量 114kg
設置方法 床置き/壁掛け(日本は床置きを推奨)
保証 10年
となっています。
これが一番のテスラの蓄電池を推す理由です。ということでこの後恒例のメリット、デメリットについてまとめていきます。
価格以外にもテスラの蓄電池の良いところはさらにあります!
パワーウォール2(テスラの蓄電池)のデメリット
まず始めにテスラの蓄電池のデメリットをまとめておきます。それは
- 補助金が使用できない
- 施工業者が限定される
- 施工費が高め
- 日本の他社に比べてサイクル数が少ない
です。それぞれ解説していきます。
補助金が使用できない
まずはテスラはアメリカの会社であるため、JIS規格など日本の補助金をもらうための製品登録基準を満たしていないため各自治体で行っている蓄電池の補助金の対象外となります。
ただ、私たちが住む予定の市はそもそも蓄電池の補助金が全くないため、私たちにとってはあまりデメリットとなりませんでした。
そもそもの金額が安いため、補助金を入れたとしても結果的にパワーウォールの方がトータルコストは安い可能性が高いと思います。(30年以上住んでいくことを考えると)
各自治体の補助金は下のサイトでチェックできるので、補助金がどれくらいか知りたい方はチェックしてみてください。意外と数万円とかなかったりもします。
施工業者が限定される
パワーウォール2は施工会社が限定されています。現状全国で20社です。(2022年現在)その理由は一定のサービス水準を保証するため認定制度を設けているためです。なのでその地域に1社か2社です。
そのためどこの会社でもお願いできるわけではないという点もデメリットです。
ただ、認定を受けるには一定のサービス水準を保証する必要があるため、裏を返すとどこに施工してもらっても十分なサービスを受けることができるため、その点は安心感がありますよね。
パワーウォールを施工できる下の会社は2月28日までは成約時にギフト3万円分もらえるので、ぜひ問い合わせをしてみてください!
施工費が高め
そして最後は施工費が割と高いということです。
日本製の蓄電池は基本的に置き型です。ただ、テスラのパワーウォールは壁つけが基本になります。ただ日本では壁掛けではなく直置きになるため、コンクリート等で土台を作って固定するような方法となります。
それにともなって施工費が高くなってしまいます。ただ、もともとの本体価格が安いため、それがあったとしてもテスラのパワーウォールがコスパは最強かなと思います。
結局は計算してみてです。
日本の他社に比べてサイクル数が少ない
蓄電池のサイクルとは蓄電池の充電、放電を1回することです。
どれくらいのサイクルができるかはすなわち充電の寿命です。
日本の他社に関してはこのサイクルが1万回などなってくいますが、このサイクル数がテスラのパワーウォールは3000回程度とちょっと少ないです。
ただ、これはテスラのメリットである放電深度が100%であることが影響しています。放電深度が100%とは電池を容量通り100%使うことができる(実質容量13.5kW)という意味です。
つまりパワーウォールの容量である13.5kWhを100%使うことができます。他社だとここが80%だったりするので容量全てを使うことができません(実質容量x0.8)
なのでテスラのパワーウォール2と日本の他社はカタログ容量の差以上に使える容量に差があると言えます。
ただ、100%放電するというのは電池的には一番負担がかかる方法となります。そのため、サイクル数が少なくなってしまうということのようです。
ただ、この3000回というのは1日1回365日に充電、放電を行ったとしても10年近くかかります。
2日に1回だったとすると20年くらいです。と考えると3000サイクルもあれば十分蓄電池の寿命は全うできそうですよね。
ということであまり気にしなくてもいい点なのかな?と思います。
日本製品の1万回だと30年くらいとなりますが、そんなに蓄電池自体がもたないのでだいぶ保険を取ったサイクル数な気がします。
以上がデメリットでした。
では続いてはパワーウォール2のメリットについて説明してみます。
パワーウォール2(テスラの蓄電池)のメリット
テスラの蓄電池のメリットは
- 13.5kWhと大容量
- コストパフォーマンスが良い
- 見た目がかっこいい
- アプリで利用状況が見れたり、機能がある
かなと思いますので、それについて詳しく解説していきます!
13.5kWhと大容量
まずは大容量です。これに関しては繰り返しになります。その大きさの容量は日本製品でも探せばありますが、それに伴って見た目もゴツくなっていたり、2台が必要となっていたりとします。
また、同じ容量だと値段も高い!(300万円くらい)ということもあり、あまりこの容量を日本製で導入している人はいない気がします。
そういった意味では大容量が希望という方はV2Hで電気自動車にするか、テスラなのかなと思います。
この容量は現状はなかなか他社では検討できません。
コストパフォーマンスが良い
続いてはコストパフォーマンスです。これもこれまでに何回か触れましたが、テスラのパワーウォールは蓄電池の中でもコストパフォーマンスが良いです。
1kWhあたり7万円程度であり、他社と比較しても圧倒的に安いです。
地域によっては補助金が使えないことが痛い地域もあるのかもしれませんが、私たちの地域は補助金がほとんどないか、なく、設置費なども考慮しても一番テスラがコスパが圧倒的に良いと言えます。
計算してみるととにかく圧倒的です!!
見た目がかっこいい
また、見た目がTESLAのパワーウォールはとにかくかっこいいです。主観的なところですが、YouTubeで動画で見てもかっこよさが際立ちます。
またテスラの単体としても、蓄電池と思えないくらい薄いです。
他の蓄電池と見比べていただくと一目瞭然ですが、圧倒的にテスラの蓄電池はスタイリッシュです。
見た目がとにかく素敵です!
アプリで利用状況が見れたり、機能がある
最後は車もやっているTESLAっぽいなと感じるのですが、携帯用のアプリで色々と管理できます。
アプリでは使用量だったりという利用状況をすぐに見て電力をマネジメントできるという利点があります。
- ソーラーから優先的に充電するエネルギー自給率を高めるモード
- 安い時間帯に充電するモード
- バックアップのための専用モード
など様々な動作モードの設定もできます。
あまり関係ないですが、アプリの画面もかっこいいですよね!
また、天気情報から台風などを予告して自動で充電をしてくれたり、災害時にも100V/200Vの電力が利用可能だったりと災害時の対応についても優れています。
私たちがテスラの蓄電池を推す理由
以上から私たちがテスラのパワーウォール2を推す理由としては
- 見た目などがスタイリッシュで後付けしやすい
- 災害時の機能としては他社と比較して一番いいと思うから
です。これについて最後の紹介していきます。
見た目などがスタイリッシュで後付けしやすい
私たちは蓄電池を色々な形で検討しています。後付けのテスラの蓄電池以外にも電気自動車によるV2Hについても検討中です。
なので新築時につけるというよりは、後から色々と検討したいと考えています。
そのため、後付けできるという点と、外観的に大きな影響を与えないテスラが一番あっているかなと感じています。
色々を組み合わせて災害時のリスクをできるだけ下げていきたいです。
災害時の機能としては他社と比較して一番いいと思うから
結局電気代だけでは蓄電池は今の所太陽光と違いペイできません。そのため、導入の一番の目的は災害時の備えとしてです。
最近は台風だったり、地震だったりが日本、世界ともに災害が増えてきている印象もあり、また地球温暖化のためこれからも増えてくると思います。
そのため、蓄電池においてはどれかで災害時に活躍できるか?が非常に重要だと考えています。
そして上でも説明していますが、蓄電池13.5kWhと大容量でさらに200Vも使用できるため災害時に使うということを考えると一番いいかなと思います。
個人的には災害時に使うということを考えると現状のテスラ以上に良い蓄電池はない!!と思います。
この記事のまとめ
ということで私たちが現在検討している蓄電池であるTESLAの大容量蓄電池パワーウォール2について紹介しました。
デメリットは
- 補助金が使用できない
- 施工業者が限定される
- 施工費が高め
でした。
メリットは
- 13.5kWhと大容量
- コストパフォーマンスが良い
- 見た目がかっこいい
- アプリで利用状況が見れたり、機能がある
でした。
私たちはデメリットを加味しても、災害時に使用するという目的から、据え置き型の蓄電池ではTESLAの蓄電池一択状態かなと思っています。
現在はV2Hを導入していますが、V2Hだと車を使っていると使えないこともあり、将来お金が溜まったらTESLAの蓄電池は導入してみたいと思っています。
みなさんもぜひ検討してみてくださいね。
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